3/17 第2回JBCF修善寺ロード Day2 E3(中村)

【レースレポート】

JBCF修善寺ロード Day2 E3

結果:DNF

伊豆修善寺にある日本CSCの右回り5kmを8周というコース。
キツいアップダウンを繰り返す左回りコースを逆走する形の長い下りも長い登りのコースで、印象としてはキツいのが何度も続く左回り、キツいのが長く続く右回りといったところでしょうか。

勿論登りが苦手な自分には厳しいコースです。
では、何故このレースにエントリーしたのか?

話は、約1ヶ月前に遡ります。

~レース1ヶ月前~

今年のJBCFのエリートカテゴリーは倍近くの距離となることを知った自分、「いやこれ無理でしょ」とそっとエントリーしないことを決めたのですが笑、
ある日幼馴染から告げられた衝撃の知らせによるショックからエントリーを決めました。

それは、

 

 

 

 

“比喩的な意味でなく本当の意味での初恋の人が結婚していた

 

 

 

 

ということ。

このYARUSENASAはSYUZENJIに葬らねばなるまい——

そう思いエントリーを決めました。

 

とはいえボクシングでいえばスーパーミドル級以上ライトヘビー級以下の体重の自分には到底こなせるものではない。
途中肘に水がたまったりしたものの、練習メニューを変えたり、ストレスにはならない程度に食生活も変えて出来る限りのことを尽くして準備していきました。

 

~レース前日~

ここ3ヶ月近く揉めに揉めた仕事の案件が奇跡のようにようやく片付きつつあることを確認して、

定時後に送られてきた至急と書かれた見積依頼をガン無視して退勤。明確な締め切りを設けないものは受け付けません。

今回はなーみんとミオさんと車で移動のため、帰宅後準備してから仮眠を取って午前2時になーみん邸へ自走。

17号沿いを南下して板橋辺りで山手通りへ。

 

 

が、しかし道中に心霊現象。

 

 

信号待ちで後ろから女性のすすり泣く声が聞こえる。いや、笑っている?いや、泣き声…?

 

その声は少しずつ近づいてくる。

 

 

信号はまだ赤信号。

 

 

 

南無三!!振り返るとそこには…。

 

 

 

 

 

 

 

 

多分別れ話をしているであろう女の子が電話しながら泣いていた。

 

 

 

 

 

———— ト リ ハ ダ ~背後から迫りくる不安と赤信号が齎す結末~————

 

 

深夜2.5時の霊感、飛ぶ原子力潜水艦、
エロティックマガジン。
こんがらがってるin my brain。

Maboroshi in my blood現象を体験しながらそれでも僕はペダルを回してなーみん邸へ。

 

車を借りて伊豆へ。
移動中は身体を折りたたんで寝落ち。

~ Day.1~
土曜日は応援(軽音楽部時代の言葉で言うと”リスナーに徹する”)
試走には参加したのですがやはりきついコース。スタート後右コーナーで短めの登り、そこからテクニカルな下り区間、

橋を超えてからは一番苦手な中くらいの勾配を中くらいの長さ上がる登り、下って登りながらゴールへ向かう感じです。
下りはS字のところが慣れが必要でした。

そして各クラスタ足切り時間が4分半から5分…。
この日の出走はE3:タカさん、なーみん、小西さん、Araiさん
E1:監督
どのクラスタも先頭集団のペースがかなり速く、かなり辛そう。
エリートクラスタはE3もE1も完走率20%前後の非常に厳しいレースでした。

レース後は伊豆長岡に宿泊。

近くの温泉に入って、22時くらいに寝落ち。

 

~Day.2~
朝5時半に起床、7時に会場へ。
この日の出走はE3はAariさん、なーみん、こにしさん、僕の4名に、Fはミオさん、デビュー戦となる、みつさん

試走や準備、検車をして列に並ぶ。
今回はやれることをやる・苦手なコースでの自分のレベルを知ることが目標だったので気負いはあまりなかったのですが少し緊張。

 

でも、この緊張感は好きだったりする。

レースで一番好きな瞬間は緊張感と興奮が混じったスタート前。
かかっているBGMがスタートの1分前くらいからデクレッシェンドしていき、静かになったところで鳴るピストル音、そして再び大音量になったBGMの中にカチカチと周りから聴こえるクリートをはめる音。
(ちなみにJBCFの中の人、ポストロック好きな人いませんか????sgt.とかabout tessとかインスト系の好きなバンドの曲がたまにかかっていて、「え!?」となります)

 

スタート後、くねくねダンシングで前へ出るものの、右コーナーの登りで後ろに下がる。
小西さんいわく、ローリングのこの段階で4-500w出てたとのこと・・・笑

 

下りは斜行ダンスのShall we dance?状態だったので、安全マージンを取って無理せず下る。
橋川健さんのコラムにあった「危ないと思ったら下がる」という言葉は意識しています。
リアルスタートが切られてからは自分ペースでやれるところまで走る。
元々心拍がすぐに上がりやすいこともあり、心拍は180前後。

 

一緒のペースだったサイクルフリーダムさんの選手に「いやー、キツいっすね!頑張りましょう」と声をかけ2周目。
心拍は変わらずだったけども、少しずつ慣れていく。
なんとか3周目まで走れるか?と思ったところで残念ながら足切り。
まだまだです。

レース後はきつかったけど回復してからは体はきつくなかったから、まだまだイケたと思うと少し悔しい。

レース後はJプロのえげつないマトリックス無双と、Ukyoの吉岡選手の熱い走りを中継で見ながらお昼。
吉岡選手は『アタック』を読んだこともあって応援している選手の1人です。

 

午後はFのレース。
(レポートはミオさん、みつさんそれぞれ書かれると思うので、敢えてここでは書きません)

E2との混走で、E2には前のチームメイトのユウヤ君がサイタマサイクルプロジェクトさんとして出走。
途中アタック仕掛けたり積極的に走っていたのが印象的でした。

Fはチームの皆への応援は勿論、先週の神宮クリテで重いギアをグイグイ踏んでアタックを仕掛けていた姿がカッコよかったLive Garden Bici Stelleさんの滝川選手も心の中で応援。

ただ、この混走ですが…、2つのクラスタを見ていると、どちらが何週目なのか、頭の中がこんがらがりました笑

レース後はなーみん、ミオさんと箱根の温泉に寄って小田原でIKINARIステーキ500g食べて帰りました。

改めて週末ご一緒した皆様お疲れ様&ありがとうございました!
またよろしくお願い致します。

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良かった点:
・スタート直後の駆け出しの感覚はとても良かったので磨いていきたい
・まだまだですが、前よりは登りはマシになった

反省点→これからの改善点:
・テクニカルな下りではまだ自信が持てなかった
・登りの体の使い方が下手
・中くらいの登りの様な数分間のパワーを出し続けることへの適応をする
→・アップダウンのあるコースをもっと練習する。登りと下りを繰り返す。
・平日のローラー練習にもそれを想定した要素を取り入れる。
・オンゴーイングでやっている減量計画をこなす。

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