宇都宮ロードレース(渡邉)

8/9 JBCF宇都宮ロード E3 2組 優勝

距離6.7km×4周 26.8km AVG260w NP325w

宇都宮2日目。朝のコンディションはかなり悪い。前日十分な睡眠を取れなかったのもあり、眠気が凄い。加えて朝食があまり消化されなかったのもあり、軽く吐き気まで。しかし、会場入りしてアップがてら試走し始めると昨日温泉に入ったおかげか、かなり脚は軽い。ロードレースのコースは試走した段階では自分の得意なコースという印象。仕掛けられるポイントや落車ポイントが多く見られ、自分の特性に合っているという思いと、落車にかなり気を使って走らなければならないという思いが混在していた。

そして、特にトラブルなどもなく、コンディションは万全ではないものの、いつも通りリラックスした状態でスタートすることが出来た。レース開始直後、やはりローリングスタートで下りのコーナーで落車発生。チームメイトが巻き込まれかけていたので、心配したが、大丈夫だったようで一安心。その後、それ以外には落車は無く、展開も落ち着いていた。自分の作戦としては、やはり逃げ切りが有効かなと思っていた。しかし、昨日優勝したこともあるため、そう簡単に逃してはくれないと思い、2周目完了時の周回スプリントを獲りにいくと同時に逃げることをメインとして考えた。

レース開始1周目、思ったより登りでペースが上がったが、これは予想の範囲内だった。しかし、2周目完了時のポイント賞では、位置が悪く前を塞がれてしまい、獲ることが出来なかった。狙いに行くと同時に4人で飛び出したのだが、その後の登りで容易く捕まってしまった。これは完全に予想外だった。この時、明らかに自分の動きを見られている感じがして、今日の逃げ切りは厳しそうだなと思った。すぐさま逃げができなければスプリントで行こうと切り替え、ラストのコーナーが終わったあとから道が狭いため、位置取りで全てが決まると思い、前での展開に心懸けた。そして、逃げが出来ることもなく、気づけばラスト1周回。

この時点で立てていたプランはコーナーを5番手以内で抜けて、ゴールまで500~300mあたりで仕掛けて勝つというもの。やはり、最後の登りではアタックがかかり、見送る雰囲気だったため、すぐさまジョイン。コーナーを抜ける地点では3番手。ここもプラン通り。そして、500m地点で2番手になったタイミングで仕掛ける。後ろには自分のマークしていた選手。やばいと一瞬焦るが、踏み切れそうだったため、緩めることなく最後まで踏み切った。ラスト50m地点で並ばれそうになったが、踏み直して優勝することができた。

今回もやはり上手くいかないことが多かったが、臨機応変に対応し、ギリギリではあったが優勝し、2連勝することができた。E3ではあるが、素直に2連勝できたことは嬉しいし、なにより、チームに結果で貢献できたことが本当によかった。

2日間に渡って運営してくださった運営関係者の方々、サポート等していただいたチームの皆さん、今回も移動から全てにおいて支えてくれた家族には改めて感謝しています。次戦は群馬交流戦です。E2で参戦します。結果で恩返しできるように頑張ります!