去年は痔の手術後間もない状態によるフィジカル低下によって危険と判断して見送っていた宇都宮クリテ、今年は参戦しました。
前日夜に宇都宮へ向かい、宇都宮を代表する(勝手に言っている)スパ銭”南大門”でチームメイトのじゅっきー&あゆむんと合流。
ここのスパ銭は数年前に温泉ドライブへ行った時に使ったスパ銭でして、深夜レストルームからあぶれた人達が廊下に出ていて「夜戦病院やないか」と友人達と評した思い出深いスパ銭です。
この日も公衆レストルームで寝る。
スパ銭芸人として、レストルームで気をつけなければならないことは四方八方からの鼾(いびき)。
睡眠の質を求めるのであれば耳栓は必須です。
(という事実にこの日気付いた)
早めに出発して駐車場へ。
チームメンバーと合流して準備諸々を行ない、試走へ。
宇都宮クリテのコースは凹を横にした形のコースで、緩いコーナーとヘアピン一本の組み合わせでコーナーもそれほどストレスを感じない緩さ。
E3は3km/周のこのコースを6周、合計18km走ります。
午前中はE2、E1、Fのレースなので応援。
お昼過ぎPの出番の時に駐車場で監督からローラーを借りてウォームアップ。
海外のサイトから引っ張って来たメニューを試す。
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15 min Endurance Zone
5 min 軽いギアで110rpm+
e.g.42×17,39×16
3 min at LT
3 min リカバリー
3 min LT上で100rpm維持で負荷を上げていくe.g.53×19, 17, 16, 15
3 min リカバリー
30 sec心拍数は無視してダンシングもがき→シッティングで120rpm+を維持
1 min リカバリー
30 sec 同じくもがき
3 min リカバリー
15 sec スプリント(約200m)
2-3 min リカバリー
15 sec スプリント
2-3 min リカバリー
※20~30km/hからでスプリントを開始し、マックスまで上げていく
5 min リカバリー
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※メニュー自体はとても良い感じだけど、日和ってローラーの負荷を一段下げたせいか最大心拍まで上げきれなかったのは反省点。
次回はもう少し負荷かけても良いかも。
ウォーミングアップ終えて会場へ戻り検車して出番を待つ。
自分の組み分けはあゆむんと。
スタート直後クリートキャッチをミスって片足で頑張って第1コーナー手前のスピード緩んだタイミングではめ直す。
あゆむんがポジション上がっていくのを横目に、脚を使わずに集団についていく。
が、この時に位置を上げきれなかったのが後々響く。
1周目は集団やや後方で位置取り。
案の定不要なブレーキングも多かったり中切れ多発でインターバル地獄です。笑
(そこに対応し切れない自分の実力の低さもあり)
3周目に入る前のコーナーあたりで集団からこぼれ、同じくドロップしてきたあゆむんとイナーメの選手と3人パックでローテしながら走る。
4周目でイナーメの選手と後ろから来ている4~5人パックを待つ判断をして合流。
第2コーナーでイナーメの選手とWADAの選手は前に上がっていったため、残った5人(ウィンディ筑波、ブラウブリッツェン、YOKOSUKA UNO RACING、あゆむん、自分)でローテしながら完走目指して走る。
周回毎に先頭との時間差を見ながらペースメイク。向かい風のホームストレートがとても辛い。
皆疲れているのか時折ローテが上手く機能せず、特に交代時に踏まれる時が辛かった。交代時踏み過ぎないようにと声をかけながら走る。
最終周回入る時点で足切りはされないことを判断したので「無理せず回ろう」と。
最終コーナー手前でブラウの子が駆けたので、チェック。
ポイントとか着順とかもうあまり関係のないパックだけど、やっぱりゴール前は皆頑張りたくなるよね。
人数も少ないし落車は大丈夫だよな、と思いながら自分もちょっと踏んであゆむんが抜け出したの見て流してゴール。
なんとか今シーズン初で完走出来ました。
年明け以降、身体の使い方を見直して、実走でベースの積み上げを行ってきた甲斐あってか出力、脚力的な部分では戦えるレベルには来ているな、と思いましたが、
クリテでの位置取り含めた走り方、インターバル耐性がまだ全然追いついていないな、と。
【反省点】
・序盤脚を削ってでも前に出る必要があった。
消耗するのを気にして下手に温存してしまい、結局は辛い場面の連続になってしまった。
・車間距離を意識して無駄にブレーキする局面をなくす必要あり
・インターバル耐性が不足している→これは割と得意なのでまたすぐ戻せる、と思う。
・レースでのメンタル状態だと普段意識している乗り方が出来ていないので、もう少しリラックスして走る。(今回は完走したくて無駄に力が入っていた)
次のレースは勢いでエントリーした栂池ヒルクライムと6月の那須塩原クリテ。
那須塩原はよりキツイコースと距離なのでそれまでにより良いレベルまで上げられるように頑張ります。
今回も運営の方々、応援してくださった方々、チーム皆様ありがとうございました!