5/12 第6回JBCF宇都宮クリテリウムF(高橋)

結果12位


手の骨折でここ1ヶ月まともな練習が出来ていなかったので、DNSも考えましたが、
出走20名、集団走行でナショナルメンバーを含む上位陣についていければ完走の可能性ありと判断し、出走することにしました。
もちろん、他の選手に迷惑を掛けるわけにはいかないので、痛みで走行に支障が出たら即DNFの予定でした。

スタートから向かい風だったせいか集団のペースが上がらず、比較的楽に周回を重ねました。

直角コーナー6箇所、ヘアピン1箇所。
アウト側の路面が悪く砂利が浮いたところも多くテクニカルなコースレイアウト。

ペースが緩やかとはいえ、集団後方はインターバルの負荷が高く、
中切れの可能性もあったため、前半は集団の前方に位置取りし、
先頭交代は20秒だけ、脚を削らない程度に引いて下がるようにしました。
その後は一旦後方まで下がって状況を確認、再度中盤まで位置を上げて
上位陣のアタックに備えるといった動き方をしてみました。

6周回目、ヘアピン手前の砂利の浮いたコーナーで落車が発生。
落車した選手のアウト側の後続4~5名が巻き込まれたようでしたが
私は真となりのイン側にいたので難を逃れました。
すぐに最もきついインターバルがかかるヘアピンに入り、先頭の選手が一気にペースアップ。
機を逃さず集団を小さくするのは流石だななどと感心しつつも
ここで集団から脱落すると足切りの可能性大なので、必死に追走しました。

推定700wまで上げましたが(当社比)、パワー継続時間内に集団に追いつけず、バッチリ千切れました。
Fの上位陣は加速がE1の選手かと思うほど強烈なので、完全にパワー負けです。
これは今後の課題。

必死過ぎてあまり記憶にありませんが、自分の両サイド後方からシャークアイランドの選手が飛び出して
集団を追いかけていきましたが、まるで赤い2本の槍のようでした。

千切れた後は1人TTになるかと思いききや、同じく千切れたTRCの栗原選手とローテを回して12位で完走しました。
格上の栗原選手にゴール前で千切られそうになったので
必死に回してついて行ったら中途半端なスプリントみたいになってしまい、なんだかカッコ悪かったです。


レース中に多少の痛みは出ましたが走行に問題はなく、無事にレースを終えることが出来ました。
昨年よりも余裕が出てきましたが、ナショナルとのタイム差は2分。
今後はこの差を少しでも縮めて行けるように頑張りたいと思います。