jbcf 宇都宮ロードレース
E3 1組目
6.7×4周 26.8km
今回が初のJBCFのレース。
結果から言って、-1lapでDNF。この短いレースでDNFなんて…話にならないですね。
試走は宮澤君と渡邉君との3人で。3人とも初見でコースを間違えたけどすぐに引き返して正規ルートへ。試走した感じは脚が重たいといったこともなく、普段通りで臨めると思っていた。
しかしスタート直前、圧倒的な出走者の人数と立派なゴールゲートを目の当たりにして脚がすくんでしまった。人生で一番緊張した瞬間かもしれない。(ただ不安で怯えていただけかな?)
そんなすくんだ脚のままレースはスタート。こればっかりは気合いでなんとかするしかない。そう思って挑んだはいいものの、勝負坂・萩の上りなどといった上り坂手前にあるコーナーの立ち上がりで毎度置いていかれてしまっていた。(自脚不足) そして置いていかれた分を下りで踏んでなんとか取り戻す。ひたすらこれの繰り返し。集団内で走るよりも無駄な体力を使っているのは明らか。そんな事を続けながらも、なんとかメイン集団最後尾で迎えた3周目。既に脚は売り切れ。ひたすら気力だけで走っていたと思う。徐々に上りで開く差が大きくなり始め、下りで踏んでも差を詰められなくなってきてかなり焦っていた。
そんな矢先、鶴カンを下り終えた後にあるコーナーの立ち上がりで路面のギャップを見落として拾ってしまいインナー側にチェーンを落としてしまった。(目の前を追うのに精一杯だったとはいえ、路面を注意していれば未然に防ぐことができたチェーン落ちだった) 幸いチェーンキャッチャーが機能してすぐに戻りはしたものの、集団との差は開いてしまう。最後尾だったのもあって1人でがむしゃらに追う。しかし追いつけるか追いつけないかの所で萩の上りに突入、再び差が開いていく。
ここで明らかに集団のペースも上がったと思う。必死になって追おうと踏んだが、勝負坂で前腿をつってしまい、踏めなくなってゴール手前の救護テントにてリタイヤしてしまった。
後ろにいた人数(止まってから気付いたが約40人程。)を考れば、脚を引きずってでもゴールを目指すべきだったと後悔している。もしこの時、最下位だろうとゴールさえしていば、チームに10ポイントも入ったからだ。少しもチームに貢献できなかった…
自分のメンタルの弱さが招いたDNF。情けない。
結局のところ自分はインターバルが弱すぎた。これをどうにかしないと位置取り以前の話であるということを改めて痛感させられた。メンタル面でもフィジカル面でも今後の課題は山積みである。
ここまで言い訳ばかりのレースレポートになってしまったが、得られたものも確かにあった。チームメイトからの声掛けによる支えの強さを知れたことだ。1周目の勝負坂でペースが安定しない自分に対して三澤君からの「ここ頑張れ」の一言。2周目の鶴カンの上りで集団から置いてかれそうになった時のしょっとこさんからの「あともうちょっとだよ!」の一言。完全にドロップして脚がつる直前、嫁様とみつぱわ-さんから「優くん踏ん張れ!」の声援。どれかひとつでも欠けたら3周回すらできなかったと思えるくらい大きな支えになった。
ちゃんと見てくれている人達がいるのに完走すらできなかった自分が本当に情けない。今度は自分から声をかけてチームメイトを支えられるくらい強くなっていきたいと思う。
同じレースで脹脛をつりながらも先頭集団でゴールした三澤君から、「諦めるのよくないと思います」の一言。
返す言葉もありません…