第7回宇都宮クリテリウム&第4回宇都宮ロードレース E3(金谷)

【Day1, E3-2】:クリテリウム
機材:Muur DB2×XeNTiS(S​Q​U​A​D​4.2 SL) supported by 新井さん
コース・レイアウト:T字,2.2km×12周回

実業団登録した2018年に初めて走ったレースが宇都宮クリテリウム。昨年度は仕事の都合でDNS。したがって当該のレースは復帰戦の位置づけ。コース・レイアウトは大嫌いなT字。2018年の那須塩原クリテリウムでは類似したコース・レイアウトでDNF。インターバル地獄か。さて,何周できるか。

スタートは前のほうに位置取れた。目論見としては流したまま数周し,脚を残したまま先頭集団後方(または第2集団くらい?)でゴール。
さて,スタートの号砲。クリートキャッチミス。あっという間に後方に。そのまま1周目は流して2周目。思ったほど身体も重くなく,何とかなりそうな気分。2周目でイン側に入ってしまったため,とりあえずちょっとだけ前に,外側に,と思ったらあっという間に2~3番手に上がってしまう。慣れないことはしてはいけません。風は強いわ,緊張するわ,でも取り敢えず目立っとくか,と色んな思いが交錯しながら2周目をこなす。が,心拍が上がりきる。緊張を実感した。これはいかんと心拍を戻しながらラップを刻もうとするが,4周目でお仕事終了。それ以降は単なるインターバル地獄。目の前で単独落車した選手,落ちてきた人をパスしながら,ゴールまでの残り数周は数人で回しながらDNFにならないことだけを考え,ゴール。
夜は新井さんが貸してくれたイナーメ・オイルでマッサージ(本当に効く)。

猛省:実は最後の数周,立ち上がり時にチェーンの緩みを感じ,恐る恐る踏んでいた。ゴール後に段差を乗り越えた際に完全に落ちた。走行中だと最悪の場合,集団落車を引き起こしていたかもしれないと大いに反省。ヒヤリハットを体感した格好だ。普段は神様の存在を信じることは無いが,今回ばかりはそれを信じざるを得なかった。次からはどんなに仕事が忙しくても,メンテナンスは怠らない。
課題1:レース後半のことを考えたペース配分(脚が無いのだから余計なところで脚を使わない)。
課題2:集中力の維持。
課題3:コーナー立ち上がり後の速度維持(立ち上がり直後は踏み,そのあとは回して速度維持,を忘れていた。新井さんにも踏みすぎだと怒られる)。
成果1:なんだかんだと最後までインターバルに耐えられたこと。一昨年では耐えられなかった。余計なことをしなければ,もう少しマシな結果だったかもしれない(たら・れば,だが)。

【Day2, E3-1】:ロードレース
機材:Muur DB2×XeNTiS(S​Q​U​A​D​4.2 SL)
コース・レイアウト:宇都宮市森林公園 鶴カントリー倶楽部周辺特設コース,6.7km×4周回(右回り)

朝,レース会場にて監督にチェーン(KMC)を交換していただく。交換してくださった監督, KMCを譲ってくださった(ちゃんと買いました)新井さん,ありがとうございました。

試走2周。2周目,ちんたら坂を上がっていると検車まちの列。おいおい早いじゃないかと思いながら,検車。先頭から5列目くらいに並ぶ。MUURの知り合いと談笑しながら出走待ち。
はい,スタートの号砲。実は緊張していたらしい。またもやクリートキャッチをミスる。が,低速なので事なきを得る。集団中ほどでリアルスタートを迎え,一気にスピードアップ。最初の登り口に差し掛かったところでペースダウン。あれっ?と思ったら黄旗。落車があったらしい。集団が縦に伸び,後方に押し戻される。追走すべくペースを上げると並走する選手と目が合い,おもむろに「ずっと500W以上です」とのこと。この坂をずっとそんなに出していたのでは到底,今の自分には4周回キープできるわけもないと判断,ペースを落とす。そこからは落ちてくる選手を淡々とパスし,真岡工業の選手を拾いローテ,ペースアップ。イナーメの選手を拾い,そこからは3人でローテを回し,そのままゴール。

課題1:登りで高出力維持できなかったこと。
課題2:下りで集団に引き離されたこと。普段使っているTarmacならできる下りの高速コーナリングが出来ず,車体に助けられていたことを痛感した。速度にして10km/h違って驚いた。折角のWheelを活かし切れなかった。
成果1:無駄に踏んだ際に脹脛が攣ったが(←ここは課題),走りながら攣りを治せたこと。なお,このとき,新井さんの「お前,踏みすぎなんだよ」の声が頭をよぎったとか,よぎらなかったとか。

(謝辞)新井さんのサポートに感謝します。アドバイス,笑い声,墨田珈琲,モンスター,諸々に助けられ,無事に走り終えられました。ありがとうございました。