JBCF 経済産業大臣旗ロードチャンピオンシップ day2 Yクラス (渡邉)

実はJBCF広島で落車してしまい、怪我は擦過傷だけで済んだが、バイクが壊れてしまった。このレースに間に合わせるために、急ぎでバイクを新たに新調していただいたが、更に慣れない状態で無理な練習をしたせいで、腸脛靭帯を痛めてしまった。かなり酷かったため、DNSも考えたが、5ポイント貰えることと、純粋にレースを走りたかったので、痛み止めを飲んで悪化させない程度で走ることに。2週間近くまともな練習ができず、パフォーマンスはガタ落ち。さらにいつ痛みが出るか分からない状況で無理だけはするなと周囲の人から念を押されていたのもあり、痛みが出たらすぐ降りることを約束し、出走した。

BMC SLR01 DISC 2019

展開内容

留目と西本が逃げて、残った集団で痛みが出るまで走ろうと考えていたが、案の定2周目の心臓破りで自分の目の前でアタックがかかり、その2人を含む数人の逃げが形成。そこからは回せる範囲で回し、5周目あたりから膝の痛みがかなり強くなり、誤魔化しながら走ったが、8周目の心臓破りで痛みで全く踏めなくなったため9周完了時にDNF

反省

今回のレースに関しては特にない。悪化しなくて良かった。ただ、機材を壊し、靭帯を痛め、まともにレース出来ない状況を作ってしまったことが1番問題だと思っている。オフシーズンでは走力、技術の強化はもちろん、気の緩みや油断してしまう性格を私生活から見直し、選手としてサポートしてくださっている方々に恩返しするためにも、レースに出て結果を残すという責任感を持ち、来シーズンを迎えたいと思う。

JBCF群馬交流戦Day2 Y 2位(渡邉)

8/23 群馬交流戦 day2 Y 2位 

距離6.0km×12周回 72km Avg245w NP291w

受験前最後のレース。自分の満足いく走りをすることを1番に考え、レースを迎えた。

前日のレース後、温泉に入り、オイルマッサージと筋膜剥がし、ストレッチを入念に行い、リカバリーさせたおかげか、筋肉痛は感じるものの、試走の段階では脚は軽かった。加えて3時起きなのに身体の調子がかなり良い。コンディションは前日より良い状態で2日目を迎えることができた。

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JBCF群馬交流戦 Day1 E2E3クラス6位(渡邉)

8/22 群馬交流戦day1 E2/E3 6

距離 6.0km×12周回 72km Avg227w NP283w

E1昇格がかかった重要なレース。目標は優勝一択。

レース当日の脚、身体の調子はまずまず。前回の宇都宮連戦と全く同じように調整してきたので、コンディションは抜群だと自分に言い聞かせた。そして、今回も前回同様トラブル無くレーススタートを迎えることができた。

距離が前回より長いため、自分が積極的に仕掛けていくのは6周以降と決めて走った。

レース前半、特に目立つ展開はなく、ペースもかなりスロー。そして、6周目のポイント賞は位置どりが上手くいき、あまり脚を使わずに獲得することが出来た。

レース後半、逃げなど視野に入れつつ動き始めようと考えていると、8周目に入った頃から突然集中力が切れ始める。脚はまだ余裕があるものの、眠気が襲い、コーナーのライン取りもずれ始め、登りでは息が切れはじめる。カフェインジェルを補給しても回復する傾向が無く、そのままラスト1周に。そして、悪い流れのまま心臓破りの手前で位置どりに失敗し、マークしていた選手の逃げを許してしまう。登り切りで先頭に立ち、そこから全力で追った。ゴール直前に吸収することが出来たが、自分は呼吸がいっぱいいっぱいになり、スプリントで勝負ができずにフィニッシュ。

このリザルトは全て集中力が切れた所からきた小さなミスの連続が導いたものだと思う。疲労が溜まっていたのかもしれないが、重要なレースであったのに、こんな理由で結果を出せない自分の弱さや、家族に言われた「よくやったよ」その言葉に結果で応えられない自分が本当に悔しかった。

今回のレースで良かった所は、前半は上手く立ち回れていたこと。それくらいしか思いつかない。とにかく酷いレースにしてしまった。二日目はせめて自分の納得行く走りをしようと思った。

宇都宮ロードレース(渡邉)

8/9 JBCF宇都宮ロード E3 2組 優勝

距離6.7km×4周 26.8km AVG260w NP325w

宇都宮2日目。朝のコンディションはかなり悪い。前日十分な睡眠を取れなかったのもあり、眠気が凄い。加えて朝食があまり消化されなかったのもあり、軽く吐き気まで。しかし、会場入りしてアップがてら試走し始めると昨日温泉に入ったおかげか、かなり脚は軽い。ロードレースのコースは試走した段階では自分の得意なコースという印象。仕掛けられるポイントや落車ポイントが多く見られ、自分の特性に合っているという思いと、落車にかなり気を使って走らなければならないという思いが混在していた。

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宇都宮クリテリウム(渡邉)


8/8 JBCF宇都宮クリテリウム E3 1組 優勝

距離 2.2km×12周回 26.4km AVG269w NP296w

今回からJBCFに参戦。結果からいうと、無事デビューウィン達成。

まず、レースに挑むにあたり自分は、E3クラスということもあり、集団が協調できずにあまり動かないこと(逃げを追わないことなど)を予想し、ラスト1~2周が勝負になり、そこで逃げや先頭に絡めるかが重要だと考えた。あとは、状況に応じて柔軟に対応することを常に頭の中で考えて走った。そのおかげでこれまでに比べると更によく考えて冷静にレースを進められるようになった。

宇都宮クリテリウムは落車が多いと事前に聞いていたので、脚を使ってでも先頭をキープした。

展開としては、脚のある人がちらほらアタックするのを一旦見送って追い付くの繰り返し。有力選手3人ほどを視野に入れながらレースを進めた。特に後半までは決定的な逃げも無く、先頭で難なくこなした。そして、レース後半のラスト4周回、自分が少し下がったタイミングで、マークしてた1人が2人でスルスルと飛び出し、あっさり逃げ始めた。その人は前半から動いていたので、さすがに決まらないだろうと、自分はスルー。回して追いつけばいいやと考えていたら、見事に集団が回らない。 その後若干詰まるも5秒ほど先行した状態でラスト2周を迎える。ここで自分はブリッジして逃げることを決めた。そして、ラスト1周に入るストレートでサイドから一気にブリッジ。2人のうち1人がそのタイミングでドロップし、自分含めた2人で逃げ切ろうと促すも思ったよりお互いに余裕無くて、180度コーナーで集団に吸収。そのタイミングで立ち上がりで踏むと、後ろがこない。コーナー前の減速で休むことができて呼吸が落ち着き、1kmなら踏み切れる自信があったので、そのチャンスに懸けた。その結果逃げ切り優勝することが出来た。これは最初から最後まで頭を使って考え続けたことと、自分を信じて踏み切れたことが結果に繋がったのかなと思っている。

自分の予想外の動きが何度かあったが、冷静に対処して、コントロール下に置けたことが自信になったし、これを次戦にも繋げていきたい。